急な坂道を転がり落ちるように・・・・・・・

2017/08/06
8月2日に退院をする際

彼と一緒に担当医に別室に呼ばれ

早ければ、余命、あと数週間でしょう・・と、告げられていました

日に日に体調が悪くなっていく彼

体調が、良くなるまで待つという選択は

私たちには、ありませんでした


退院をする際には、

もし体調が悪くなれば

救急車を呼んででも、すぐに戻ってきてね!と、

何人もの、病棟のスタッフが声をかけてくれました


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ハイリスクの抗がん剤でさえ

彼のリンパ腫の勢いを止められるのは

2週間程度

退院するための弱い抗がん剤では

効果が期待できないことを、

もしかしたら

彼も、私も、うすうす感じていたかもしれません



そして、8月2日の時点では

介助があれば、車いすに乗ることもできたし、

あのときは、紙パンツであったのに

今は、紙オムツになりました



彼は、生まれ育った家に戻ることを選択してくれたけれど

今の彼は

ときどき、幻覚に惑わされ(痛み止めの麻薬のため)

いきなり、なんの脈絡もなく

そう、そこ、そこ! そこを開いてみて!

とか

この郵便受け、なんだかおかしな形をしているよね!と、

自分のおなかを指さして

笑い出すこともある

そんな感じになりました



次の退院が可能な状態になったら

トリオたちが待つ家に

彼を連れて帰りたかったけれど


いくら寝たままでの移動でも

今の、彼の身体には相当、ダメージがあるはずです


彼の短い人生最期の望みを

叶えてあげたかったけれど


もしも移動中に何かあったらと思うと

そのリスクを冒してまで彼を連れ帰る気持ちには

なれない私です・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


そして

何かの拍子に現実に引き戻されると

まだ、病院にいてくれたんだ・・

ありがとう!

そう言ってくれる

いつもの彼がいるんです・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


一人では背負いきれない重圧に

彼が住んでいたマンションに戻ると

ついつい、涙があふれてきてしまう私です・・・・・・・・・・・・・・・・




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