別れ

2017/08/30
何から語らせていただいたらいいのでしょう・・・・・・・・・・


平成29年8月26日、土曜日

午前0時34分

大切な彼が逝ってしまいました・・・・・・・・・・・・・・・・

(多摩地区への転院は叶いませんでした)




それは、肺血症になってから

6日目のことでした・・・・・・・・・・・・・・


3日間、同じ病室に泊まりこみ

4日目も、静かに眠り続ける彼の傍で、

土曜日の朝を迎えることができると信じていたのですが、

それは叶いませんでした・・・・・・・・・・・・・



彼の脈拍や、血圧や、呼吸数の異変にいち早く気付いた看護師さんが

午後11時頃に、声を掛けてくださいました



静かに眠る彼の手を握りしめ

タオルケットの上から

彼の身体をさすり続けました・・・・・・・・・



息を引き取る寸前、彼は目を開け

私の姿を2度も、確認してくれました・・・・・・・・・・・・・・・




彼は、私に何を伝えたかったのでしょう・・・・・・・・・・・・・・・・・


彼の最期をみとることができたことを

幸せなことだったと思わなければ

ならないのでしょうか・・・・・・・・・・・・・・・



深夜ではあったのですが

午前、2時15分頃、車が迎えにきてくれました



彼を生まれ育った家で、

彼が愛してくれた

愛犬トリオたちの居住スペースの隣の部屋で

一晩、寝かせてあげることができました



私は、どんな葬儀にしたいのか

彼に聞いたことはなかったのですが

(たぶん、彼も私には言えなかったのだと思います)


職場の仲間には

家族葬だから、葬儀には来なくていいと伝えてあったのだそうです


そして、取引先にも、葬儀が済んだあとに

伝えてほしいと頼んであったのだそうです



彼の望んだ通り

家族葬にして

27日、お通夜

28日、告別式を

執り行うことができました・・・・・・・・・・・・・・・・・



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私には、なにも知らされていなかったのですが、

(私には、慢性白血病だと言っていました)

彼は、7年前に既に

悪性リンパ腫という病名を知っていたのだと

死亡診断書で知りました



相当な覚悟をもって

今年の1月の脾臓摘出手術を受けたのだということも、

初めて知りました



なにも知らずにいた私


それは、彼の思いやりであることも

痛いほどにわかるから


余計に涙が溢れてくるのかも知れません



まだまだ、カメラを手にする気にはなれないのですが


彼の隣で、書き殴ったメモ書きをもとにして

次の記事を更新させてください



彼の入院中に

たくさんの温かなコメント、そして

元気玉、


本当にありがとうございました・・・・・・・・・・・・・・・・



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感謝してます・・と、彼が言った・・

2017/08/19
病室を出る前に

いつものように、また明日ね!

なるべく早く、来るからね!

そう言って彼に手を振ったら

彼は、ありがとう!

感謝してます!と

そう言った・・・・・・・・・・


自分で寝がえりをうつこともままならず

寝返りをうつのにも、介添えの手が必要だし、

パジャマを着替えさせてもらうだけで

息切れがしているのに


何故、こんな状態になっても

彼は、まだ優しい言葉をかけられるんだろう??


私のほうがもっといっぱい感謝しているよ!

そう言って

今日も、心を病室へ残したまま

彼のマンションに帰ってきた私です


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彼の運命はまだ受け入れられないけれど

彼よりも、もっと若くして亡くなる方もある


事故により

一瞬のうちに命を落としてしまう方もある


そう思えば

今こうして

彼の背中をさすったり

彼の足をさすったりして

彼と一緒の時間を過ごせる私は

幸せなのだと思わなければいけないのかもしれない


でも、でも、

やっぱり無理です・・・・・・・・・・・・


私を置いて逝かないで!


そう、叫べるものなら叫びたい


心、ぐちゃぐちゃな私です





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彼の心の声が聴こえる

2017/08/17
今日も、朝、6時にタクシーを呼んで

彼の入院先の病院まで行ってきました


彼のマンションから、まっすぐに病院へ向かうと

タクシー代金は、片道約4000円ほどかかってしまうので

最寄り駅へ出て、そこからはバスで病院へ通っているのですが

最寄り駅からの病院行きのバスは、一時間に3本しかないので

彼のマンションから病院までの所要時間は、

一時間ほど要していると思います


そして帰りも、バスを使い最寄り駅へ出て

最寄り駅からは、タクシーを利用しているのですが

一時間に3本しかないバスの時間を見越して

そろそろ帰るね・・と、彼に伝えると


ああでもない

こうでもないと

用を見つけては、私に要求してくる彼・・・・・・・・・



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人は、自分が経験がないことは、

想像することでしか相手の気持ちを推し量ることができないと

言いますが

本当に、そうなのだと思います


私は、余命宣告を受けたことがありません



精一杯、想像して彼の気持ちを推し量ろうと思うのですが

きっと、彼には、満足できない部分も多々あるのだと思います



そして、彼の心の声が聴こえてくるような気がするんです


僕の死亡保険金も

僕のマンションの売却金も

すべて、貴女のものになるのだから


少しだけ、我儘言ってもいいよね・・・・・・・


そんな彼の気持ちが聴こえてくるような気がしてなりません


最初、彼の死亡保険金の受け取り人は父でした

その父が他界して受取人は、母になりました


その母も亡くなり

死亡保険金の受取人を

私に書き換えてくれたとき


この先、もしも僕が結婚したら

この受け取り人は、未来の僕の妻になるからね!と、

笑って、私に保険証書を預けたときの


彼のいたずらっ子のような笑みを

私は、まだ憶えています・・・・・・・・・・


そして、私も、当たり前でしょう~!と、

何気なく

本当に何気なく

彼の保険証書を預かり、我が家の耐火金庫へ保管しました



こんな日が

こんな形でやってくるなんて

あのときの私は、想像すらもしていなかった



今日の彼は

倦怠感に加えて

足を痛がり


私に、足をさすってほしいと求めてきました


疲れたら、やめていいからね・・と、彼は言っていたけれど


本当は、ずっとさすっていてほしいんだ!


そう本音も言っていた彼でした

明日も、早めにマンションを出て

彼に、会いに行ってきます・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


辛いです

苦しいです


私の人生、これから先何年、残っているのか

わからないけれど


せめて、その半分を彼にわけてあげたい!


私の切実な思いです・・・・・・・・・・・・・・・・





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払いたくなかった「請求書」

2017/08/16
何ら心の準備もないままに

彼のドナーになれるかどうかの適合検査を受けた日

彼が呟いた言葉だけは

今も鮮明に私の耳元で囁き続ける


できることなら助けてほしい・・・・・・・・・・



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なれど

私は、ドナーになることができなかった



それなのに

病院側から手渡された「請求書」


こんなもの払いたくない!

それが私の心情ではあるけれど

払わざるを得ないですよね・・・・・・・


大船駅へ出て

交番で、この付近に銀行はありませんか??と

交番の前で

ピョンピョン跳ねて、ストレッチをしていたようなお巡りさんに尋ねてみた



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振り向いたお巡りさんは

大船をバカにしているのかと

心外だったようです・・・・・



何銀行ですか??

そう尋ねられても、私は、神奈川県の銀行に口座を持っていない

何銀行でもいいんです!

現金で払い込みをしたいだけですから・・と、私は

きっと、余計に若いお巡りさんの気分を害してしまっていたと思います


それでも

制服を着ていなかったら

高校生と見間違えるような若いお巡りさんは

交番から一番近い

横浜銀行の場所を教えてくれました



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そして・・

横浜銀行の案内係の方は

私をATMの前に誘導してくださり

文字通り、手取り、足取りのような形で

振込手続きを手伝ってくださいました


睡眠障害と食欲減退で回らぬ頭!

ATMを使うことよりも

手書きで、振込用紙に書き込むほうが安全対策!

そう思っていた私には

救世主のように思えてしまいました・・・・・・・




彼女にとっては

仕事の一環であったかもしれないけれど


優しさが心に染みた

横浜銀行でした・・・・・・・・・・・





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色んな思いがグルグル回る

2017/08/15
身辺整理は、自分でしたいから

余命宣告は、動けるうちに早めに出してね・・と、

ドクターに伝えてあった彼・・・・・・


なれど、余命宣告を受け退院をしたのに

たった半日程度しか自分のマンションに戻ることができなかった彼・・・・・・・・


その彼のマンションに一人戻ってくると

色んな思いが、グルグルと頭の中を駆け巡ります


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会社の寮に住んでいた彼が

このマンションの契約を決め

35年ローンを組み

引っ越しをしたのは、

今から15年前のことでした


引っ越しの当日、まだ健在であった母と

引っ越しの応援にやってきた日

終の棲家を得た彼の顔が

希望に満ちて、輝いていたこと

鮮明に憶えています


その母も、大腸癌で他界して

その母の13回忌を彼と一緒に供養したのは

去年のことでした


母も、短い人生であったけれど

それ以上に短い人生を終えようとしている彼


本当に、胸が押しつぶされるような思い・・

泣き叫びたいような思いです・・・・・



教えてください

印鑑証明の有効期限は3か月であることを教えてもらいました


そして、印鑑証明の新規の登録に

本人が行けない場合は

委任状や、保証人が必要であることを教わりました


彼の思いがいっぱい詰まったこのマンション

決して、売り急ぐ気は、毛頭ないのですが

もしも、彼の転院先の病院が東京多摩地区に決まった場合

そうそう頻繁に私は、このマンションに来ることができなくなると思います


私が、このマンションで寝起きをしている間に

例え仮であっても

売買契約を結んでおいたほうがいいのでしょうか??


それとも

転院が決まったら

もう一度、印鑑証明をとっておけばいいのでしょうか??


彼が死亡してからであると

このマンションの名義を

私に変更してからでないと

売買できないというのは、本当なのでしょうか??


今の私は

自分が後悔しないよう

時間が許す限り彼のそばにいたいと願っているのに


法は、それすらも許してくれないのでしょうか??


苦しいです


悲しいです


ぬぐっても、ぬぐっても

涙があふれてきます・・・・・・・・・・・




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