今日も、朝、6時にタクシーを呼んで
彼の入院先の病院まで行ってきました
彼のマンションから、まっすぐに病院へ向かうと
タクシー代金は、片道約4000円ほどかかってしまうので
最寄り駅へ出て、そこからはバスで病院へ通っているのですが
最寄り駅からの病院行きのバスは、一時間に3本しかないので
彼のマンションから病院までの所要時間は、
一時間ほど要していると思います
そして帰りも、バスを使い最寄り駅へ出て
最寄り駅からは、タクシーを利用しているのですが
一時間に3本しかないバスの時間を見越して
そろそろ帰るね・・と、彼に伝えると
ああでもない
こうでもないと
用を見つけては、私に要求してくる彼・・・・・・・・・

人は、自分が経験がないことは、
想像することでしか相手の気持ちを推し量ることができないと
言いますが
本当に、そうなのだと思います
私は、余命宣告を受けたことがありません
精一杯、想像して彼の気持ちを推し量ろうと思うのですが
きっと、彼には、満足できない部分も多々あるのだと思います
そして、彼の心の声が聴こえてくるような気がするんです
僕の死亡保険金も
僕のマンションの売却金も
すべて、貴女のものになるのだから
少しだけ、我儘言ってもいいよね・・・・・・・
そんな彼の気持ちが聴こえてくるような気がしてなりません
最初、彼の死亡保険金の受け取り人は父でした
その父が他界して受取人は、母になりました
その母も亡くなり
死亡保険金の受取人を
私に書き換えてくれたとき
この先、もしも僕が結婚したら
この受け取り人は、未来の僕の妻になるからね!と、
笑って、私に保険証書を預けたときの
彼のいたずらっ子のような笑みを
私は、まだ憶えています・・・・・・・・・・
そして、私も、当たり前でしょう~!と、
何気なく
本当に何気なく
彼の保険証書を預かり、我が家の耐火金庫へ保管しました
こんな日が
こんな形でやってくるなんて
あのときの私は、想像すらもしていなかった
今日の彼は
倦怠感に加えて
足を痛がり
私に、足をさすってほしいと求めてきました
疲れたら、やめていいからね・・と、彼は言っていたけれど
本当は、ずっとさすっていてほしいんだ!
そう本音も言っていた彼でした
明日も、早めにマンションを出て
彼に、会いに行ってきます・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
辛いです
苦しいです
私の人生、これから先何年、残っているのか
わからないけれど
せめて、その半分を彼にわけてあげたい!
私の切実な思いです・・・・・・・・・・・・・・・・
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